ボストンテリアは飼いにくい!?ボステリ3頭と暮らす飼い主が感じること

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ペットショップでとってもかわいいボストンテリアのパピーにひとめぼれ。でも、勢いでお迎えしても大丈夫かな・・・

そこで、ネットを使って下調べ。

ボストンテリアってどんな性格かな?初心者でもきちんとしつけできるかな?お世話は難しくないかな?

そんなことを思いながら情報を集めていくと、だいたい下のような情報に行きつくのではないでしょうか。

  • 人懐っこい
  • 愛情深く飼い主の気持ちを汲み取る
  • あまり吠えない
  • 毛は短いが抜けやすい
  • 興奮しやすく、スイッチが入るとしばらくおさまらない
  • 暑さ寒さに弱い

では、実際はどうなのでしょう。

3頭のボステリ、ゲン・ジン・カイと暮らし始めて6年目を迎える飼い主が、彼らとの生活をどう感じているかをお伝えします。

3頭いるからこそ、1頭だけではつかむことのできない客観的で多様な感想です。

目次

ボストンテリアは、飼いにくいとは思いません

むしろ私は、彼らをお迎えして本当に良かったと思っているし、どの子も個性豊かで、見ていてとても楽しいのです。

ただ、お世話をしてきた中で、困ったこともたくさんありました。

性格

人懐っこいというのは当たっていると感じます。でも、うちのゲンは、知らない人にはとても慎重で、ちょっとかわいげのない態度に見えます。このあたりは結局、それぞれの個性や生育歴によるのでしょうね。

とても賢いと思っています。きちんとしつけをすれば、いろいろなことを覚えてくれます。トレーニングをしていても、のみ込みが早いと思いますし、トイレもしっかりと覚えてくれました。小さい頃はちょっと大変でしたが( ´∀` )

しかし、油断すると、とんでもないいたずらをすることもあります。賢いので、一度覚えるとまるでゲームを攻略するかのように、次々といろいろないたずらを繰り出してきます。

我が家でも、スーツをびりびりに破る、ベッドやソファを噛んで木の部分をぼろぼろにする、留守番中にトイレシートをびりびりにする(これはあるあるですね)などのことがありました。

これは飼い主が悪いのですが、レーズンパンを盗み食いされて病院に走ったこともあります。(レーズンは犬にとって禁忌の食品です)

さらには、車の中で飼い主とともに寝ていた時に、アクセルペダルの下に潜り込み、配線を噛みちぎるということもありました。この時は何十万という出費( ;∀;)

体質

暑さには気を付けています。ちょっと気温が上がるとハァハァと息が上がってくるので、熱中症にならないように外出は控えますし、夏は一日中エアコンを付けて、室温を管理しています。

また、皮膚が弱い子もいるようです。うちのジンはアレルギーがあり、受診や服薬、食事に気を付けています。これについては別の記事で紹介しようと思います。

短頭種で眼球が少し出ているので、目をケガしやすいこともあるようです。友達の家のボステリも目にけがをして、治療が大変そうでした。気を付けた方がよいポイントです。

行動

活発な子が多く、ドッグランでたくさん走り回っている姿をよく見かけます。お散歩もしっかりとしてあげないと、ストレスがたまってくるかもしれません。うちの子は、飼い主が散歩をさぼる時もあるので、悲しそうな顔をして見つめてきますが、「散歩いくよ!」と言うと、目を見開いて「やったぁ!」という顔をします。本当ですよ。とても表情が豊かな犬種だなと感じます。

あまり吠えない、と言われているようです。うちも、最初にお迎えしたゲンと次のジンはほとんど吠えませんでした。ところが、最後にお迎えしたカイはとてもよく吠えます(飼い主のしつけがよくなかったのかな(・・;)

また、あるとき突然スイッチが入ったように走り回ったり興奮したりすることがあります。これ、よそのボステリさんにもあるみたいで、きっとボステリあるあるなのでしょうね。テリア種の特徴だなんて言われますが、どうなのでしょう。

しつけが心配なら

ここまで、楽しいことも大変なことも含めて、ボステリ3頭と暮らしてきた感想や出来事をお話ししました。

これからボステリを迎えようかと迷っていらっしゃる方にとっては、ちょっと心配にさせてしまったかもしれません。

犬を迎えることを無責任に進めることは、ワンコも人もつらい経験をしてしまうことにつながるかもしれないので、してはいけないと思っています。

犬を迎えた後の生活をよく想像していただき、大丈夫そうだ!と思えた時、お迎えをするとよいと思います。

とてもよく考えてお迎えした。それでも、「やっぱり大変だ」、「こんなはずじゃなかった」、なんてことが起きるかもしれません。

そんな時は、子犬のうちにしつけ教室や幼稚園に通うことをお勧めします。

私は子供のころ、家で犬を飼っていましたが、大人になって自分で飼うのは初めてでしたので、しつけが心配でした。そこで、ゲンをお迎えしてから、動物病院のしつけ教室に参加しました。その後、ジンをお迎えした時も同じ教室に参加しました。

カイは幼稚園に通っています。(しつけ教室や幼稚園の様子については、こちらの記事で紹介しています。)

この教室や幼稚園に通ったことで、小さいうちに必要なしつけができたり、人間と暮らすことを覚えてもらったり、飼い主としての接し方を教えてもらったりと、学びがたくさんありました。

長く一緒に暮らしていく家族になる子たちです。

いつまでも共に幸せに過ごすためには、きちんとしたしつけを彼らも飼い主も学ぶことが大切です。

まとめ

ボストンテリアはとてもかわいくて賢く、家族として、飼い主のパートナーとして私たちを幸せにしてくれる犬種だと思います。

安易にお迎えすることは避けるべきですが、ぜひ、ボステリの魅力をたくさんの方に味わっていただきたいと思います。

そして、決心して新しい家族を迎えたら、最期まで大切に過ごしていただければと思いますし、うちのゲン・ジン・カイもなるべく幸せな犬生を過ごしてもらえるように頑張りたいなと思います。

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